新卒無駄遣い日記

新卒を半年で無駄にした人間を憐れんで。

七月、雑記

 

文の推敲はなかなかに体力を使う。

わざわざ記事にする程でもないことを徒然と書く。

 

 

・バイト

 給料が10%あがった。ほぼ社員と同じことをしている。残業は約60h。全く苦にならない。思うに、ノリが高校の部活と殆ど変わらないからだろう。

 大卒が正規ルート扱いされている昨今だがルートから外れた者たちの方が幸せそうに見える。みんなもっと単純でいいんじゃないかとつくづく思う。

 

 

・クソ客

 社員と同じ仕事をするようになり以前よりも接客が増えた。それにより今まで気づかなかったタイプのクソ客を認知した。よくこんなのを捌けるなぁあの人たち、と感心した。みんなはプロが入らないって言ったら素直に諦めてね。というか、家具家電買うなら絶対に搬入経路の採寸してね。

 

 

 

・別府?

 先日、市営のプレハブみたいな住宅に冷蔵庫の納品に行った。GANTZのかっぺ星人みたいな男が芋と酒の空き瓶だらけの部屋から出てきた。

 

ぼく「先に置き場所確認させてもらいますね。」 

かっぺ「好きにせえや。」

 

立ちはだかるかっぺ。

 

ぼく「……入っていいですか?」

かっ「好きにせえ言うとるがな。」

ぼく「……失礼しまーす。」

「とりあえず芋と酒瓶どけてもらわないと搬入できないですね。」

っぺ「そんなもんお前がどかせや。」

ぼく「お客さんちの物触れないんです、冷蔵庫の中身も出してくださいね。」

 

キレるかっぺ。ネタになるなとウキウキのぼく。

そこで思い出した。明らかに金を持ってない風体で、商品が代引きの場合はで先に金を預かるように上から言われているのだった。

 

ぼく「代引きが4万、リサイクル料金が別に8千かかります。お先に頂きますね。」

かぺ「ほなら下ろしてくるわ、30分くらい待っとけ。」 

 

待てないし態度も悪いのでせめて煽ってみようと思ってしまった。

 

ぼく「片付け含めたら1時間くらいかかりますよね、待てません」

かぺ「ほならべっぷにせえ!」

ぼく「……はい?」

かぺ「べっぷ!!!」

ぼく「……べっぷ……?」

かぺ「べっぷにせえや!!!!」

ぼく「…………温泉…?」

かぺ「べ!!っぷ!!!」

右胸をぶん殴られた。

 

ぼく「あ、月賦ね!!!無理です!」

かぺ「じゃあ持って帰れ!!」

ぼく「わかりました~失礼します〜」

 

プレハブ前で荷主に撤退許可を乞う電話をしている間、窓からずっと睨んでいて少し命の危険を感じた。次に殴られるような事があったら被害届を出してみたいと思う。バイト代より稼げるかもしれん。

 

 

・後輩

PCを買いに行った際、高校から仲良くしている後輩にお供してもらった。NZへの交換留学の際に知り合った。かなり賢いのにどこか抜けていてかわいい奴。賢いので予備校も行かず国公立に受かった。抜けているので留年した。シルエットも雰囲気も自分と似ているらしい。妙な程に気が合う(同じタイミングで同じことを考えていることがよくある)のでPC選びでもクリティカルな意見をくれた。安くは無い買い物。そういう時に意見を求めたい人が居ることを嬉しく思った。

 

 

・ドールケーキ

大学の友人の誕生日をゼミ同期で祝った。一万もするドールケーキをプレゼントした。バービー人形がケーキを纏っている。というかケーキにバービーがぶっ刺さっている。準備している側が一番楽しんでいたと思う。

 

 

山頭火

幼い頃から通っていた静岡の海岸や食事処に行った。東京から数時間運転してやっと海が見えた時に「山は街は梅雨、晴るる海のささ濁り」という山頭火の句を思い出し、何気なく調べてみたら近場に句碑があるという。何ヶ所か巡った。何か縁があるのではと思えた。

 


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・濡れる

屋外作業が多いのでとにかく濡れる。

天気が悪けりゃ雨で、天気が良けりゃ汗で。

雨か汗か。Ame or Ase.

 

 

・花々 

紫陽花が散った。結局写真を撮らなかったな。

百日紅が咲き始めた。近所に百日紅だけ咲いている土地を見つけた。もう少ししたらかなり綺麗だろう。楽しみだ。 

白いサルスベリはなんて書くのだろうとふと思い、調べてみると百日白と書くらしい。予想通り。

 

 

 

また月末に書くかもしれない。

普通の記事になるかもしれない。

次のトピックは母か弟になるかもしれない。

他にリクエストがあれば書くかもしれない。