三月 雑記
桜が咲いたので。金木犀しかり、思えばなんかしらの花が咲くと文字を描きたくなる性質があるらしい。
・投稿する頃にはすっかり散ってしまった。
・花粉症の薬の副作用で常に脳に霧がかかっているような感じがする。
・この季節は空気がうまいが花粉症に人権はない。
・雨の日だけは春の空気感を楽しめるがせっかくの桜が散る。
・名曲。この前のライブで花吹雪をやった演出家はわかってる。
・最近目が弱っていてサングラスが手放せない。世の中眩しすぎるんだよ。
・以前割れ窓のことを書いたが、やはり組織犯罪が目立つようになってきた。まだまだ悪化するだろう。
・外国人ばかりの職場にいるから簡単に影響を受けているのを感じる。とにかく堂々と仕事をサボるようになった。
・日本人は謙虚、言ってみれば自分を卑下して相手を立てるが、外国人(特にアメリカ人)はお互いのfairnessを大事にしているように感じる。距離感が近いと思われるのはそのためだろう。
・RRRを観た。つまらなかったら私が返金するから観てくれ。
・レビューを見てくれればやばさが分かるhttps://filmarks.com/movies/100400/reviews/151052471
・春の温い空気にもの悲しさを覚えるのはなぜなんでしょうか。
・そんな感性を持っている自分は嫌いではない。
・三月といえば九年前に行ったニュージーランドが思い出される。
・とても楽しく刺激的な時間で大切なことを学べた。別れ際には人生で2番目に大きな声を出して泣いた。
・1番目はパディントン2。3番目は盲導犬クイールの本を読んだ時。
・元気かと思い、久しぶりにホストファミリーに連絡したが長男は鬱、長女は鬱と拒食症だという。イギリス人らしいなぁと呑気に捉えてしまったが、あの家族の家族愛は本物なので深刻に捉える必要は無い。きっと大丈夫だろう。
・ニュージーランドでできた後輩のK君が間もなく、というかようやく社会人になる。こんなに長く続く関係を得られたのがニュージーランド生活最大の収穫。
・私と同じくらいいい性格をしているいい奴もそうそういない。
・世の中に中国人がまた増えてきた。人種差別とかではないが普通に嫌い。シンプルにうるせぇんだわ。ノイキャン貫通すんなよ。
十二月 雑記
・漢字で書く11月の字面の悪さが嫌いだから飛ばして12月。
・12月に投稿予定だったがすっかり忘れていて3月の投稿。なにやってんだか。
・大学の友人の結婚式に出た。真っ当な人間が真っ当な人間に真っ当に祝われていて嬉しくなった。自分らもある程度真っ当だと思っていいのだと思った。
・ドライフルーツにハマったので色々買い漁っているが着色料、香料付きのは控えめに言ってゲロ。
・OW2が俺の睡眠を奪っている。アドレナリンが出るので全然眠くならない。職場のヤニ仲間のMcDowellさんが安眠用のカルピスを買ってくれるレベルでクマの沈着がやばい。
・クマと言えば職場にライトニングクマが現れた。インスタのストーリーに載っけたら「画像のチョイスがメンヘラっぽくてキモイ」「職場に置いてあるとしても載せるな気色悪い」と弟に詰められた。
・俺が買ったバイクを親父が直してくれている。エンジンバラしてボール盤を使ってなんかすげーことしてくれてるとストーリーに載っけたら「ワイはカーボン整形できるで」「君はなにができるん??」と弟に煽られた。隙あらば煽ってくるし攻撃力が高い。
・英語話者、特に何故かイギリス人と仲良くなる機会が増えた。以前は非英語ネイティブに優しい英語で話してくれていたが、今や訛った早口のイギリス英語。マジでひつじのショーンの牧場主にしか聞こえないことがある。
・何故イギリスはこんなに訛るんだ?(厳密に言えばイギリスが英語の本流だからアメリカの方が訛っている)と気になり、大学時代の英語音声音韻論の本を読み返した。簡単に言うとイギリスの方が舌の位置が喉の方に引っ張られやすいかららしい。文末のrが発音されない(されにくい)のも、educateが米:エデュケイト 英:エヂュケイトと異なるのも舌の位置を意識してみるとわかりやすい。舌の位置を意識すると牧場主の声真似がとても上手くいった。
嫌いなものリスト
随時更新
4/12
・電車で脚閉じないやつ
・花粉症
11/25
・サッカーで大騒ぎする連中
・躾のなってないガキ
・言い訳探しに躍起になる親
・いつもいいとこで終わるエロい夢
11/7
・伽藍堂の心
・人の気持ちが分からないこと
・分かってないふりをする自分
・歌詞に影響されてるかもしれない自分
10/26
・満員電車
・満員電車内スーパーエルボーマン
・電車待ちJKの後ろを取り合いしてるおっさん達
10/18
・FCコラムの更新をしないアーティスト
・インスタグラマー
・デブ
・口閉じない奴
・挨拶返さない奴
・傘を地面と平行に持つ奴
・トイプードル飼ってる奴
・狭いくせに内側に開く個室トイレのドア
・足音でかい奴
・薄い味
・濃すぎる味
・食べるのに手間のかかるつけ麺
・人の話最後まで聴かないない奴
・ささくれ
・昼過ぎまで起きられない休日の自分
・言い訳ばかり上手い奴
・客観視できない奴
・できる、に常に出来る、と漢字を充てる奴
・コムドット
・電車の座席で自分の体積を意識しない奴
・テレビ
・2分くらいの尺のいい曲
・酸っぱいコーヒー
・行きの雨
・人に期待する奴
十月 雑記
新しい仕事にも慣れたし金木犀も散りかけなので再開。
・消化不良のゴロゴロしたつっかえこそが思い出である。思い出が少ないというのは淡白な性格ということであろう。
・トラウマを重ねることがキャリアやら成長やらってことだろう。
・トイプードルかっているやつを信用しない。
・善とか悪とかそんなもん生存戦略に感情的な意味を与えてきただけ。
・ウィル・スミスの件、色々言われてるけど、ジョークの対象が男で殴る側が女だった場合どんな世論になるのか未だに気になる。
・割れた窓みたいな小さな綻びが治安の悪化を招くとした割れ窓理論というものがある。そもそも割れ窓ができる原因を考えた方がいいんじゃないかと駅のトイレの洗面器に捨ててあった紙パックを見て思う。この国に割れ窓が増えるのも時間の問題かもしれん。知らんけど。
・口馴染みのある言葉ばかり喋って楽してるヤツが多すぎるから何も伝わって来ねぇんだわ。
・考えるより先に体が動くのは心に余裕がある証拠。
・Aimerの10周年ライブ、RE:I AMを生で聴けたのであとは悲しみの向こう側を聴けたら死ねます。
・令和のラムちゃんが可愛すぎるしOP.EDは良すぎる。
・チェンソーマンのOPの映画オマージュが最高にいい。ビッグリボウスキはやべぇだろ。
・人の痛みが他人にわかるかよ。
模倣
インスタにちらほらと金木犀が載る季節になった。載る時代になってしまった。
金木犀の匂いに想いを馳せるのは自由だと思うが、金木犀に想いを馳せる自分に想いを馳せているようにしか見えない。先人達がそうしてきた事の模倣にしか見えない。同一化を図って気持ちよくなろうとしてるようにしか見えない。
要は気に食わない。
流石に弄れ過ぎだと思うがこれは親譲り。
同じように、流行りものも気に食わない。
『ほとんどの人々は他の人々である。
彼らの思考は誰かの意見、彼らの人生は模倣、そして彼らの情熱は引用である。』
という、オスカーワイルドの名言がある。
『男は女の最初の恋人になりたがるが、女は男の最後の恋人になりたがる。』
という、きっと聞いたことのあるフレーズを言ったのも彼だ。
巷での流行るようなものは大衆の意見に寄り添うようなものだから流行るのだろう。それはそれでいいだろう。
流行りものを生み出す人々に情熱はあるのだろうか。なんにでも値段を付けたがるこの消費社会にそれは無いと思う。
流行りものは結局誰かの、何かの模倣でしかありえないと思う。そしてそれを取り込み模倣する人々。
情熱があるかも疑わしい誰かさんの模倣を模倣し同一化を図る人々。
自分はそこに魅力を感じられないし、そうする人々にも魅力を感じない。
流行りものを積極的に消費しようとする人々を素直な眼差しで見ることができない。
金木犀の話に限らないが、誰かにアピールするためのツールとしか思えない。
もっと人の想いが見たい。他者からの目を排除したその人自身の想いが見たい。
アイドルの歌より路上シンガーの歌を聞いていたいし、有難いお説法より酔っ払いの駄弁を聴いていたい。
率直で飾らない、醜くても、その人自身が捻り出した人間くさいものが見たい。
ぺちぺちとインスタに自分を良く見せる投稿をするならブログとかで独白をしろよと言いたい。そう俺のように!!
こんなことを思いながらインスタをみていると、アピール満点のそういう投稿は逆に人間くさいなぁとも思う。嫌いに変わりないが。
そんな自分はと言うと、人とは違うとアピールしたい中学生男子の精神から成長がない。
この独白も模倣でしかない。弄れすぎ。
流行りものが嫌いな男の逆張りでしかない。
四月下旬、雑記
四月上旬を書いたのだから下旬も書かねばなるまい、五月上旬が終わるまでに。といった強迫観念に駆られたので書く。
・配送で秩父に行ったら一匹の猿がいた。坂を下っていったので見ると群れがこちらを睨みつけている。ウミネコのような鳴き声をあげたかと思うと数匹が凄まじい早さで麓から私を追ってきた。ワンチャン勝てると思われたのだろうか。癪だ。
・漂白の想いにかられたので伊豆半島に一人旅をと思い立ち、翌週には出発していた。GW回避は無職の特権。
・山が近いというより山の中にいた。
井上靖の墓があると聞き、標識に従って歩いたのだが迷子に。google mapに従ったら道案内が途中で終了。けもの道に一人。無念の撤退時の写真。
・道がつづら折りになっていよいよ天城峠に近づいたと思うころ、雨脚が杉の密林を白く染めながらすさまじい早さで麓から私を追ってきた。
この作品が書かれた&作中にも登場する湯ヶ島温泉の湯本館という温泉に行った。
一人では泊まれない宿は存外多く、この宿もそうだった。湯浴みだけだったが川端が居た部屋も当時のまま残されていたりと博物館的な価値も感じられた。
・泊まった宿。
天井の低さや建物内の高低差とそれに伴う階段の多さから感じられる古めかしさ、食事の時以外に他の客を目にしなかったことが気に入った。あと部屋にあった灰皿。ビバ喫煙室。
・露天風呂は巨石をくり抜いたものだった。
圧倒的な存在感からテンションが上がってしまい、他に客が居なかったので素っ裸で写真撮ってケタケタ笑っていた。
冷蔵庫が三本は入る広さの湯船に浸かり、たまたまの満月を見上げ、月夜の空は藍色に見えるんだなぁ、黒じゃないんだなぁ、そういえば俺の万年筆のインクの名前は月夜で藍色だなぁなどと思いずっとニタニタしていた。
愛しているを月が綺麗ですねと訳したとか訳してないとか言われてる元英語教師の彼も愛と藍をかけたのかなぁなど思う。
・浄蓮の滝。綺麗ででかい滝。近くで外国人労働者が山葵を植え続けていたのが印象的だった。
・伊豆の踊り子にも出てくる旧天城トンネル。
ここまで辿り着くのに本当につづら折りの道や杉の密林を抜けてきた。同じ体験をしたのだなぁと浸れたのも束の間、スギ花粉にやられた。
トンネル内は体感400mくらいで狭く暗く寒く湿っていた。トンネルを抜けるとそこは雪国であるはずもなく、入口と同じ景色であった。ただ往復した。
人っ子一人居ないトンネル、どっか別の世界に行っても誰も気づかないんだろうなぁ、異世界転生して無双するかぁなどニヤニヤしながら歩いていたのは文豪たちへの冒涜といっても過言ではなかった。
・友人オススメの観音温泉に行った。ぬるめなのでとろとろの良い泉質も長湯で楽しめた。
こじんまりしたサウナもあり昼間からサウナトリップをキメて山の深緑とまだ少し寒い風を感じ、変な鳥の鳴き声を聴いては声を出して笑っていた。
時間制限があったらしいが俺しかいなかったのでスルーだった。
・網代でカニ雑炊を食べた。たぶんメインでは無いのだろうが毎年これを必ず食べに来ている。
美味そうに撮る方法がわからない。
というか美味そうに撮る努力もしない。
・二日目は熱海に泊まった。18時くらいに駅前で酒でも飲もうと思っていたら和民以外の全ての店が閉まっていた。コンビニで酒を買い柿ピーを食いながら寝落ちした。
5時頃に目覚め、窓から海の方を見ると朝焼けが美しかったような気もしたが眠くてカーテン閉めて寝た。
・伊豆山神社。犬が生きていた頃、親が連れて行った事があると言っていたので来た。
祈願することも無いので階段登って景色みて煙草吸って帰った。まぁこういうのでいいんだよ。
家に帰って聞いたら犬と来たのはこの神社じゃなかったらしい。
・旅行記は終わり。終わってみて何かしらの変化があるかと思ったが何も無いしそんなもん求めてもいない。文字通り山はいっぱいあったけどオチはない。
・最近サウナにハマっている。
12分耐えて水風呂に浸かり外気浴。
やってみ、トぶぞ。
銭湯用のお風呂セットを揃えたが、こういうものを選んで揃える時の楽しさはたまらんね。それを持って出掛ける時もまた良し。
・たまにマスクを外して歩くとえも言われぬ気持ちよさを感じられる。やってる事はサウナに近いと思う。
が、臭い。世の中こんなに臭かったっけ?
四月上旬、雑記
・つれづれなるままに、日暮し、スマホにむかひて、こころにうつりゆくよしなしごとを、そこはかとなく書きつくれば、あやしうこそものぐるほしけれ。
・言いたいことは兼好法師が言ってくれていた。
・桜の咲いている間、思うことがあったので記事を書いていたのだが気がついたらとっくに散っていたのでお蔵入り。
・同じ理由でお蔵入りになった金木犀の時期の記事もあることに気がついた。
・約七年前の三月末、ニュージーランドに行っていた。三月末公開に向けて記事を書いていたが、まぁお蔵入り。
・季節はいいものだ。空気感が回顧のきっかけとなる感覚が好きだ。嫌いとも言える。良い回顧とも限らないので。
・春はあけぼのというが春の明け方に起きていたためしがない。
・冬はつとめてともいうが冬の早朝に起きていたためしもなかった。
・いつしかと花の梢は遥かにて
空に嵐の吹くをこそ待て
・これを見よ上はつれなき夏草も
下はかくこそ思ひ乱るれ
・あらたまるしるしもなくて思ほゆる
古りにし世のみ恋ひらるるかな
・憂き身をばやるべき方もなきものを
いづくと知りて出ずる涙ぞ
・いずれも清少納言。千年前の人間だが感受性も表現力も現代人では勝てない。豊かさとは。
・人と話す体力がない。言って欲しいであろう言葉ばかり浮かぶ。そのうえ理解を得るための言葉選びも必要となるとコスパの悪さしか感じない。
・情とは糞のこと。他人の存在前提の幸福なんて風の前の塵に同じ。
・いつの間にか人間強度が下がっていた。きっとこうじゃなかったのに。
・文化というか慣習に従っていただけで調子こいてんじゃねーと名指し説教され、理不尽さにより目が覚めた。結構頑張ってたのになぁ。久しぶりにただ悲しい。
・言いたいことはライナーが全部言ってくれた。文字通り俺も馬鹿な奴らに3年間囲まれておかしくなっちまっていた。
・進撃の巨人が終わった。
・三年続いた関係が終わった。
・花粉はまだまだ終わらない。
・配送生活はもう終わりにする。
・ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。よどみにうかぶうたかたは、かつ消えかつ結びて、久しくとどまりたるためしなし。世の中にある人と棲と、又かくの如し。
言いたいことは鴨長明が言ってくれていた。